【report - 野獣他、フュージョン関係のレポ】





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■1997年5月1日
京都RAG創業十六周年記念 東原力哉十六夜音語り 12日目
〜カシオエキスプレス〜

メンバー:東原力哉(Dr.)、野呂一生(G.)、鳴瀬喜博(Ba.)、中村建治(Key.)

本日のテーマ:「ナニワペア」

「カシオエキスプレス」・・・もう名前からいってやられたって感じですか?(^^;)。このライブは見なければと思ったライブの一つですね。だって、50%ナニワエキスプレス、50%CASIOPEA、そして50%野獣王国ですからね(^^;)。開場30分前からかなりの方が並んでました。

拍手に迎えられてメンバー登場。「みなさんこんばんは、スクェアです」と力哉さん(^^;)。「客がひくやつ言うたろか。こんばんわ、スペースサーカスです」と力哉さん。ちらほらと拍手が。僕は知りませんが(^^;)。こんどはナルチョが「もっとひくの言うたろか?みなさんこんばんは、レゾナンス・ヴォックスです」拍手と笑いの嵐(^^;)。そして野呂さんを指差して「ギターの渡辺香津美さんです」今日は野呂さんは口ひげとあごひげをのばしてました(^^;)。何となく香津美さんっぽかったです。そーいえば昔は野呂さんってひげをのばしてましたね。若返ったみたいでした(^^;)。ナルチョは今日はあごひげものばしてましたよ。「みなさんこんばんは。マルサの女でお馴染みのRADIO CLUBです」と力哉さん(^^;)。そーいえば50%RADIO CLUBでもありましたね。

メンバー紹介も無しで(^^;)演奏スタート。まずキーボードのしっとりとしたフレーズから始まる。「サマー・ドリームス」という3拍子の中村さんのオリジナルだそうです。キーボードメインの曲かな?ほとんどキーボードがメインのメロディーを弾いてました。このメンバーでいきなりしっとりとした曲から始まったので、少し以外だなぁと思いました(^^;)。でもド派手なギターそろが途中でありましたけどね。
ところで、ナルチョのベースの音がやや曇っているように感じました。複弦ベースではなくて5弦ベースだからかな?ベースはテューンの青色の5弦ベースを使用していました。僕は初めて見るベースでした(後に知ったのですが、ナルチョモデルだそうですね)。途中の野呂さんのギターソロですが、ギターの高音がきつかったように感じました。でも相変わらず「野呂一生」とわかるギターで感激でした。力哉さんもスネアのリムを叩いたりして、ほんとにしっとりとした曲でした。

MCもそれほどなく2曲目へ。力哉さんのティンバレスを中心に叩くサンバのようなリズムのせて演奏スタート。ギターがメインのメロディーを弾いていました。2曲目からはいつもの野呂さんのギター音色になっていたような気がしました。前奏は割とにぎやかなのに、ギターが演奏を始めると少し寂しいフレーズになってました。
しかし、野呂さんのギターと力哉さんのドラムってけっこう合いますね?僕の中では野呂さんのギターと力哉さんのドラムは正反対っぽいイメージだったので、いい感じではまっていてびっくりしました。まぁ去年の夜音語りでも力哉さんは野呂さんとやってましたもんね。フィーリングが合ったから今年も一緒にやったんだろうな。

「え〜昔あったバンドでナニワエクスタシーというバンドで・・・何がエクスタシー・・・これも昔あったバンドでCASIOPEAっていう・・・まだあるか・・・メンバーチェンジですごい下品なベーシスト入ったっていう・・・」と力哉さん(^^;)。ナルチョも負けじと応戦。「もっと下品なドラムがステージやったことあるんやで?この上品なバンドに・・・」なんと、ジャスフェスにCASIOPEAが出演したときに力哉さんがドラムを叩いたことがあるそうです。TVでもやっていたとか・・・見たかった(;_;)。「もっとおもしろいのがあったの。マルタとか出ててね・・・」「鳴瀬さん、誰がしゃべってええ言うたん?俺のステージやで?」とすかさず力哉さん。「なんでぇ?消えとるやんけちょっとドラの後ろで!」と負けじとナルチョ(^^;)。確かにドラでステージ後ろの「東原力哉十六夜音語り」のかんばんの「東原」の部分が隠れていました。そしてナルチョによると、マルタのステージの時にステージ横で酒瓶持ってるやくざのおっさんがいて・・・力哉さんだったそうです(^^;)。そして話しをふるけど、ニコニコしてうなずくだけの野呂さんを指差し、「この人黙ってますけど、酒呑むとよくしゃべるんですよ。おもしろくないギャグを言うんですよ・・・」だそうです。そして野呂さんがしゃべり出すと「しゃべったぁ!」とナルチョ(^^;)。「どうも失礼しました」と野呂さんがMCをやめようとすると、「どうぞ」と力哉さん。「俺はしゃべっちゃだめで・・・えこひいきちゃうか?」とナルチョが言えば「いやいや、人種差別いうやつ・・・」とかえす力哉さん(^^;)。「今日はこーゆーセッション久しぶりなんで、とっても気合いが入ってる」と野呂さん。沸き上がる拍手!「気合い入れすぎ・・・弾き狂っとったやん・・・まだ2曲しか終わってない・・・香津美さんったら弾き狂うんやから〜」と力哉さん(^^;)。すかさず野呂さんも香津美さんのモノマネ(らしきもの)をしてくれましたが、僕にはわかりませんでした(^^;)。「今日はスクェア再結成記念ということで・・・だいぶ作曲の安藤くん(と野呂さんを指さし)が印税で儲けてますが、スクェア解散以来、飲まず食わずの生活で・・・今日は奥さんも子供4人も連れて来て、飯代浮かすためにRAGで食事していましたが・・・家族を救済する意味においても、今日はやってよかったなと・・・今日はTHE SQUARE AID!・・・言うなよぉ!?」何だかなぁ〜(^^;)。力哉さんがあきれているのに気付いて、「則竹くんどうしたの?」とナルチョが力哉さんに言うと、「あんなアマチュアバンドのドラマーと一緒にしないで・・・」・・・さらにもっとすごいことも力哉さん言ってましたが・・・(^^;)。

ここには書き切れないほどすご〜く長かったMCが終り、やっと3曲目。中村さんのオリジナルで「ハーフシャドゥ」。今までよりも少しテンポを落とした曲。ほとんどキーボードメインでした。ナルチョも指弾きでベースを弾いてましたし。しかし、中村さんの曲って不思議な曲が多いですね。全体的に前半で演奏した曲は割と落ち着いた曲ばかりでしたね。

そしてしばしMCタイム。「今日俺ら8時半起きですよ?朝の・・・野呂ちゃんはいつも新聞少年やってるから大丈夫なんだけど・・・そんな思いまでをして来た僕たちを何てこと言うんだい?」とナルチョが力哉さんに言うと、「俺は8時半まで呑んでたよ?ここで・・・」さすが力哉さん(^^;)。その後はナルチョの汗かいたシャツは臭いけど、力哉さんのは臭わないとか、そんな話しをしてました。
「さて、灼熱のライブ2時間あまり続けてまいりましたが、最後の曲ですね!」とニコニコしながらナルチョがしゃべってると、力哉さんが「・・・誰がしゃべれ言うた・・・野獣王国では俺は黙ってるやろ?たまにはしゃべらせてくれや・・・野獣王国で俺以外3人男のオバハンやから・・・」・・・なるほど(^^;)。

1部最後の曲は、待ってました!野呂さんの曲で「NESSA」!まさか野呂さんがソロで昔出した曲が聴けるとは・・・もちろんライブで演奏するのを初めて聴きました。昔コマーシャルでも流れてましたね。この曲は中古CD屋さんでシングルCD探して買いました(^^;)。演奏が始まると、歓声を出してるお客さんが何人かいましたね。僕もその一人ですが・・・(^^;)。1部の中では一番ノリがあったのではないでしょうか?やっぱり野呂さんの曲ってかっこいいですね。野呂さんさらに弾き狂ってました(^^;)。やっぱり野呂さんのギターってかっこいいなぁ〜。ナルチョもこの曲では派手なチョッパーをやってくれました。原曲よりも長めのキーボードソロもかっこよかったです。

休憩の後第2部。1曲目は、今度はCASIOPEAのナンバーで「THE MIND QUAKE」。CASOPEAの最新アルバム「Flowers」の2曲目に収録されてます。僕はこの曲はCDでしか聴いたことがないのですが、CDの演奏よりは断然迫力あったと思います。ほとんど原曲通りでしたね。力哉さんの所々に入るアドリブで入れてるドラムがかっこよかったです。何か、この曲を聴いたら、久々にCASIOPEAのライブに行ってみたくなりました。でも個人的にはドラムが目立ってるCASIOPEAの曲をもっとやってほしかったです。

「ありがとうございました〜CASIOPEAでした〜・・・ちょろいもんよ〜!」と力哉さん。この曲はリハで15分くらいしかやらなかったそうです。「やるまでは結構胸ドキドキやった・・・大きな間違いなかったよ〜♪へっへっへっへ〜♪CASIOPEAは俺しか入れないね・・・」

次は中村さんの曲で「OVAL」。力哉さん曰く「見ためは難しくない曲」だそうです。「この曲はでき上がった形がいびつなんで、「OVAL」という題名にしました。「OVAL」は楕円のことです・・・」と中村さん。なるほど、確かにぴったりの題名だなと納得してしまいました・・・難波さんの「DIMENSION TRAVELER」とどちらが難解なんでしょうね?(^^;)。この曲はドラムからスタートする時もあればキーボードからスタートする時もありますね。今日も「誰から?」なんて声がメンバーから聞こえてきましたし。今日はキーボードからスタートしてました。キーボードがメインの曲ですね。本当に不思議な感じの曲です。途中の野呂さんのクリーントーンのギターソロもいい雰囲気を出していました。今回の「十六夜音語り」ではこの曲は他の日にも演奏されていたみたいです。26日にも演奏してましたし。

「難しいです・・・昨日もその前もやりました・・・たいがい無茶苦茶になります」と力哉さん(^^;)。「T-SQUAREの須藤満と申します・・・今日は則竹くんと東原力哉さんの還暦のお祝いに来たのですが・・・亡くなってからはや5年・・・おしい人を亡くしました・・・」と、ナルチョ・・・あぁ・・・支離滅裂・・・(^^;)。「今日はナニワエキスプレス・・・じゃない・・・カシオペロス・・・カシオエキスプレス・・・ナニワペアの方がよかったなぁ〜・・・情けないなぁ〜」とナルチョ。「ナニワエキスプレスは一番最後に入ったんだけど・・・一番デカイ顔してたけど・・・入る前からナニワエキスプレスの名前は知ってたけど、なんちゅー名前つけるんやと思って・・・そのころCASIOPEAもFMか何かで聴いてて、いかにも東京らしいかっこいいスマートな名前・・・ナニワエキスプレス・・・うわぁ、こんなバンド絶対嫌やなぁと思ってたのに気がついたら入ってた・・・ 」とは力哉さん(^^;)。その後ナルチョが審査員をしていたイーストウェストの話に。ナニワエキスプレスも出たことがあるらしいのですが、「アマチュアのコンテストとは思えないほどずーずーしいステージ」だったそうです(^^;)。そして出番が終わると力哉さんはすぐに仕事に行ったそうです(^^;)。
・・・ナルチョのMCがまだまだ続き、気がつくと力哉さんと中村さんの姿がステージに見あたらない・・・「やろぉか!」とナルチョが言っても出てくる気配なし。「二人でやってぇ〜」とお客さんから声がかかるが、「何をやろう?是方と二人だったらいつも・・・」と言って野獣王国でお馴染みの「日本の心春夏秋冬」のフレーズを弾き出す(^^;)。しかし野呂さんは知らないしねぇ。ナルチョはネタを探しつつなんとかしゃべり続け、しばらくしてやっと力哉さんと中村さんが登場。「困ったやろ?・・・あと10分は出んとこって・・・口は災いの元と申してなぁ〜」と力哉さん(^^;)。

「T-SQUARE解散記念・・・レゾナンス・ヴォックスほんとに解散記念・・・」とナルチョが言うと、「シャレにならん・・・」と力哉さん(^^;)。「リキちゃんのドラムをフューチャーしていきたいと思います・・・今日は45分間息をしないでドラムソロをやります!」とナルチョが言うとすぐさま力哉さんが叩き始める。
今までよりもテンポの速めの曲。力哉さんの細かく叩くスネアが印象的なサンバっぽい曲。昔野獣王国でもやっていたような・・・確か力哉さんが持ってきたCharの曲とかってその時は言ってたような・・・違ってたらすみません。キーボードソロ、ギターソロをとっても長く聴かせてくれて感激でした。それぞれのソロが終わると拍手が起きてましたね。
キーボードソロの後にいよいよ力哉さんのドラムソロ!最初はカウベルとティンバレスを中心にソロをやってました。いやぁ〜かっこいい・・・。そして途中でいつものようにソロを中断し、スネアのロールから入り今度は少しテンポを落としたソロへ。でもすぐにとてつもないソロになりますけど(^^;)。最後はスネアをロールし、リムをロールで叩いて終了!後ろにドラがあるのに今日は叩きませんでした。

「次はCASIOPEAの曲やります」と力哉さん。曲は「TAKE ME」。キーボードが主にメインのメロディーを弾いてる曲ですね。前の曲がテンポが速くて結構激しかったのでこの曲はいっそうしっとり聴こえました。特に長いソロなどはなく、ほぼ原曲通りの演奏でした。しかし、不思議なくらい力哉さんのドラムが曲の雰囲気にあっていました。

「向谷実〜!岩見和彦〜!清水興〜!」とそれぞれ中村さん、野呂さん、ナルチョの順に紹介し、「熊谷なんとか〜!」と自分を紹介してました(^^;)。
「ごめん!2発キメはずしたよ・・・ま、こんなもんだろ・・・実はこの曲大好きなんよ・・・だから今日はギャラいらんでしょ?」と力哉さん(^^;)。「逆やぁ〜!」とナルチョは笑ってました。

「次は俺の出番だもん!」とナルチョが叫ぶとお客さんから拍手が。「よしっ!」と気合いを入れて・・・今日はカシオエキスプレスだからCASIOPEAの曲「AKAPPACHI-ISM」でも来るかな〜と思っていたら力哉さんのスネア一発から入り・・・野獣王国でお馴染みの「NOW OR NEVER」。イントロは野獣王国バージョンよりも8小節長く、野呂さんのボリュームペダルを使ったギターから。是方さんはいきなりディストーションで攻めて来ますが、ボリュームペダルで攻めてくるあたりが野呂さんらしいなぁと思いました。
僕は野呂さんも好きなギタリストの一人なのですが、「野獣王国で野呂さんがギター弾いたらどうなるかな?」と以前思っていたのですが、野呂さんのギターは野獣にはなりきれませんね(^^;)。こんなド派手な曲なのに上品さが加わってました(^^;)。中村さんがキーボードのせいでもあるんでしょうけど。やっぱりメンバーが違うと雰囲気ががらっと変わりますね。
途中のギターとキーボードの掛け合いもおもしろかったです。途中野呂さんがディストーションを踏み忘れる場面もありましたが(^^;)、8小節、4小節、1小節、ついには2分音符、4分音符ずつソロをやり、最後は一緒に弾きまくってました。
そして、ナルチョのソロへ・・・相変わらずの手数の多さ・・・口数にまけず劣らずですねぇ(^^;)。今日は会場はお客さんで埋め尽くされてるし、まさか会場に飛び出しては・・・と思っていたのですが・・・会場をチラリと見たと思った瞬間、飛び出してきました(^^;)。それも会場のお客さんが座ってる椅子の上を渡って・・・もちろんお客さんに椅子を支えてもらってました。ディストーションもかけて暴れまくってるナルチョでした(^^;)。しかし、かっこよくソロが決まったのに、テーマに戻るときに失敗してました(^^;)。

そしてアンコール。拍手に迎えられてメンバー登場。「この4人でまたやってくれるかな?」と力哉さんが訊くと、「OK!」とすぐさまナルチョが答えていたのがうれしかったです(^^)。「絶対ナニワペアやで!次は」とナルチョは言ってました(^^;)。「大阪人のアベックみたい・・・」と中村さん。

アンコール1曲目はやっぱり、という感じで力哉さんのカウントからナニワエキスプレスの「BELIEVIN'」。お客さんもこの曲が聴きたかったんでしょうね。曲がスタートすると拍手と歓声が起きてました。僕もナニワエキスプレス時代の曲を聴くことができて感激でした。ところで、この曲ってどことなく野呂さんのギターが合いそうな曲という感じがしませんか?僕は初めてこの曲を聴いた時にそう感じました。野呂さんのギターも曲とぴったりな感じがしました。やはりCDとは比べものにならないくらい迫力がありますね。

間をおかずに、すぐに野呂さんのあの印象的なギターのカッティング・・・もちろんアンコール2曲めは、待ってました!CASIOPEAの「ASAYAKE」!「BELIEVIN'」と負けず劣らずの拍手と歓声・・・実は僕はこのライブではこの曲を特に聴きたくて見にきました。力哉さんがドラムをどんな風に叩くのかとても興味があったので。野獣のドラムが果たしてCASIOPEAの曲の雰囲気と合うか・・・合ってましたね、びっくりするくらい・・・。
CASIOPEAのライブを見たことのある方なら知ってると思いますが、この曲はBメロから野呂さんとお客さんが曲に合わせて腕を振り上げるのがこの曲の特徴なので、僕はBメロが始まったらすぐに腕を振り上げていたのですが、多くのお客さんも腕を振り上げていて、なんかうれしかったです。

今回のライブはとてもおもしろく、来てよかったと思ったのですが・・・毎度のことながらRAGは終了時刻が遅いんですよね・・・とりあえず駅まで走ってみたけど、目の前で電車は走りすぎて行きました・・・結局今回もサウナで夜を明かしましたとさ。





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